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SUS304とSUS316の違いとは?

SUS304とSUS316の違いとは?

2025/12/22

SUS304とSUS316は、優れた性質を持つオーステナイト系ステンレス鋼です。ステンレス加工において使用頻度が高く、さまざまな場面で使用されます。この記事ではSUS304とSUS316の違いについて解説します。

SUS304の特徴

SUS304は、オーステナイト系ステンレス鋼の代表的な材質で、優れた耐食性と加工性により、使用頻度が高い金属です。クロム(Cr)を約18%、ニッケル(Ni)を約8%含み、クロムとニッケルの働きで、高温環境でも高い耐食性を発揮します。非磁性であることも特徴の一つですが、機械加工によりマルテンサイト組織が形成され、磁性を持つことがあります。

SUS316の特徴

SUS316は、SUS304にモリブデン(Mo)を添加した材質です。モリブデンの働きで耐食性・耐孔食性が向上しています。これはモリブデンによりクロムの自己修復作用を高めることで、塩化物イオンが多い環境で皮膜を安定化させているためです。レアメタルであるモリブデンを追加している分、SUS304よりも高価な材質です。

SUS304とSUS316の違い

SUS304とSUS316の物性を比較すると、主に耐食性に違いが見られます。SUS316はSUS304よりも耐食性・耐孔食性に優れており、特に海水などの塩化物イオンと接触する可能性のある環境での使用に適しています。加工性はSUS304の方が優れており、切削加工と溶接加工で特に難なく加工することができます。しかし、SUS304は機械加工により磁性を持つことがある点に注意が必要です。

  • 耐食性の違い(SUS316の方が高い)

  • 価格の違い(SUS316の方が高い)

  • 加工性の違い(SUS304の方が高い)

まとめ

SUS316は、SUS304にモリブデンを加え、耐食性を向上させた材質です。SUS304で耐食性に不安があるような場面で使用されています。


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