エポキシガラス加工のための材質情報【切削加工】
2025/12/23
エポキシガラスの特徴
エポキシガラスは、エポキシ樹脂とガラス繊維を組み合わせた複合素材です。エポキシ樹脂は、硬化すると非常に硬く、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性に優れた特性を持つ有機材料です。一方、ガラス繊維は、ガラスを細い糸状に加工したもので、軽量でありながら高い強度と剛性を持ちます。エポキシ樹脂とガラス繊維を組み合わせることで、それぞれの特性を活かした複合素材が実現します。エポキシガラスは、軽量で強度が高く、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性に優れていることから、様々な分野で活用されています。エポキシガラスは主に下記の特徴を持つ材質です。
優れた機械的強度
高い耐熱性
絶縁性
優れた耐薬品性
遅燃性
低導電率
物性参考値
材質 | アイゾット衝撃強さ(J/m) | 引張強度(MPa) | 曲げ強度(MPa) | 吸水率(%) | 連続使用温度(℃) |
|---|---|---|---|---|---|
紙ベークライト | 21~40 | 65 | 195 | 1.3 | 130 |
布ベークライト | 50~100 | 65 | 195 | 1.3 | 140 |
エポキシガラス | 290 | 290~390 | 310 | 0.13 | 155 |
エポキシガラスの種類
エポキシガラスは、遅燃性(UL規格94HB)のG-10シリーズや、難燃性(UL規格V-0)のFR-4があります。
FR-4
G-10
材質選定上の注意点
エポキシガラスは、繊維の向きがあります。壊れた部品の再製作やリピートで製作する際は、事前に向きの指示をすることでトラブルを避けることができます。衝撃に弱く、強い衝撃で欠けや割れが発生しやすい材質です。摩耗にも弱く、摺動部品には適していません。また、比較的吸水・吸湿しやすい材質です。
衝撃に弱い
摩耗に弱い
吸水率が高め
湯本電機ではエポキシガラスの切削加工による特注部品の製作を1個から承ります。見積もり回答は最短2時間以内。PEEK加工など、幅広い材質の加工実績があります。比較のためのお見積り、材質選定のご相談もお気軽にお問い合わせください。


