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PEEKの切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

PEEKの切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

最終更新日:2026/5/13

本記事の要点

  1. PEEKは連続使用温度240℃の優れた耐熱性を持つスーパーエンプラ

  2. PEEKは強度・耐摩耗性・耐薬品性で高水準の性能を発揮する

  3. PEEKは濃硫酸などを除いたほとんどの酸やアルカリに耐性がある

PEEKの特徴

PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)は、樹脂材質の中でも最高レベルの耐熱性と機械的強度を持つスーパーエンジニアリングプラスチックです。寸法安定性・耐薬品性・耐摩耗性の物性も高水準で、難燃性で燃えにくく、燃焼時の有毒ガスの発生量も非常に少ない材質です。さらに、耐熱水性が樹脂材質の中で極めて高く、200~250℃のスチーム中での連続使用が可能です。PEEKは主に下記の特徴を持つ材質です。

  • 多くの面で高水準の性能

  • 優れた機械的強度

  • 高い耐熱性

  • 絶縁性

  • 優れた耐薬品性

  • 難燃性

  • 優れた耐熱水性

PEEKの種類

PEEKは、基本グレードの他に各種性能を強化したグレードがあります。

  • 基本グレード

  • 摺動グレード

  • ガラス繊維強化グレード

  • カーボン繊維強化(導電性)グレード

  • 医療用グレード

材質選定上の注意点

多くの面で優れた材質であるPEEKは、同時に高価でもあります。材質選定時はPEEKが適当であるかを見極め、オーバースペックにならないように注意する必要があります。また、耐薬品性が高く多くの薬品・溶剤に耐性がありますが、一部反応するものもあるので、メーカーの耐薬品リストを確認することを推奨します。

  • 高価

  • 濃硫酸などの一部の薬品に反応する


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PEEKの切削加工事例

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執筆者:湯本電機株式会社

金属・樹脂の切削加工と3Dプリントを軸に、試作・開発段階の部品加工に特化したエンジニアリングパートナー。年間76,738枚を超える図面見積実績に基づき、アルミ・樹脂から難削材まで200種類以上の材質に対応。単なる受託加工に留まらず、蓄積された膨大な加工データを背景とした「コストダウン提案」や「加工法最適化」に強みを持つ。

最短2時間以内の見積回答体制を敷き、大手メーカーの設計・開発部門から、学生フォーミュラ・ロボコン等の次世代エンジニアまで、難易度の高いものづくりを技術面からバックアップしている。