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SCM材の切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

SCM材の切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

最終更新日:2026/6/8

SCM材の特徴

SCM材は、炭素鋼をベースにクロム(Cr)を0.9%~1.2%、モリブデン(Mo)を0.15%~0.3%を加えた合金鋼です。焼入れが可能で、高い引張強度・硬度となり、S-C材よりも強度の高い材質が必要な時に選定されます。切削加工性が良く、加工しやすい材質です。添加金属の含有量が少なく、ステンレス鋼などの合金よりも低コストで調達できます。また、クロムによる酸化皮膜により耐食性があります。

  • 良好な耐食性

  • 低コスト

  • 優れた機械的強度

SCM材の種類

SCM材には、炭素と添加金属の含有量によって規格が分類されます。Mの後ろに続く数字は、1桁の主要合金元素量を表すコードと、2桁の炭素含有量(炭素量を100倍した数値)を示しています。

  • SCM415

  • SCM418

  • SCM420

  • SCM425

  • SCM430

  • SCM432

  • SCM435

  • SCM440

  • SCM445

  • SCM822

材質選定上の注意点

SCM材は、クロムの働きによる酸化皮膜で耐食性を持つ材質ですが、クロム含有量は鉄に対して少ないため、ステンレス鋼のような高い耐食性は期待できません。錆による腐食が懸念される場合はめっきなどの表面処理が必要になります。

  • 錆が発生する場合がある


湯本電機ではSCM材の切削加工による特注・オーダーメイド部品の製作を1個から承ります。試作や本製作・量産、治具の製作に対応。S-C材加工など、幅広い金属加工の取り扱いがあります。比較のためのお見積り、材質選定のご相談もお気軽にお問い合わせください。

SCM材の切削加工事例

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執筆者:湯本電機株式会社

金属・樹脂の切削加工と3Dプリントを軸に、試作・開発段階の部品加工に特化したエンジニアリングパートナー。年間76,738枚を超える図面見積実績に基づき、アルミ・樹脂から難削材まで200種類以上の材質に対応。単なる受託加工に留まらず、蓄積された膨大な加工データを背景とした「コストダウン提案」や「加工法最適化」に強みを持つ。

最短2時間の高速見積もり回答体制を敷き、大手メーカーの設計・開発部門から、学生フォーミュラ・ロボコン等の次世代エンジニアまで、難易度の高いものづくりを技術面からバックアップしている。