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S-C材の切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

S-C材の切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

最終更新日:2026/6/8

S-C材の特徴

S-C材は、炭素含有量が0.1~0.6%の低炭素鋼または中炭素鋼です。硬く、引張強度・耐摩耗性に優れており機械や装置の構造用部品に利用されます。熱処理前は切削加工がしやすい状態で、加工後に焼入れをすることで硬度を高めることができます。一般的に、炭素量が多いほど焼入れの効果が高くなり、炭素量が0.3%以上の材質は十分な効果を期待できます。また、流通量が多く、比較的低コストで調達できる材質です。

  • 優れた機械的強度

  • 優れた熱処理性

  • 流通量が多く低コスト

S-C材の種類

S-C材には、炭素の含有量によって種類があります。JIS規格ではSとCの間の「-」に2桁の数字が入っています。これは炭素量を100倍した数値で、S45Cは炭素量0.45%、S50Cは炭素量0.50%であることを示しています。部品の材質に選定されるのは、上記のS45CとS50Cが主です。

  • S10C

  • S15C

  • S25C

  • S30C

  • S35C

  • S45C

  • S50C

  • S55C

材質選定上の注意点

S-C材は、耐食性が低く錆びやすい材質です。そのため、めっきなどの表面処理をしてから使用するのが一般的です。

S-C材の切削加工事例

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執筆者:湯本電機株式会社

金属・樹脂の切削加工と3Dプリントを軸に、試作・開発段階の部品加工に特化したエンジニアリングパートナー。年間76,738枚を超える図面見積実績に基づき、アルミ・樹脂から難削材まで200種類以上の材質に対応。単なる受託加工に留まらず、蓄積された膨大な加工データを背景とした「コストダウン提案」や「加工法最適化」に強みを持つ。

最短2時間以内の見積回答体制を敷き、大手メーカーの設計・開発部門から、学生フォーミュラ・ロボコン等の次世代エンジニアまで、難易度の高いものづくりを技術面からバックアップしている。