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PMMAの切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

PMMAの切削加工依頼前に知っておくべき材質特性

最終更新日:2026/5/13

本記事の要点

  1. PMMAは光線透過率90%以上と樹脂最高レベルの透明度を持つ

  2. PMMAは衝撃に弱く、衝撃による割れや欠けが発生しやすい

  3. PMMAは酸には強い一方で、有機溶剤や強アルカリに触れると割れや変色を引き起こす

PMMAの特徴

PMMA(ポリメチルメタクリレート)は、樹脂材質の中で最高レベルの透明度を誇る汎用プラスチックです。光透過性が高く、光線透過率は90%以上です。レンズやカバー、照明器具に使用されます。耐候性に優れ、屋外で紫外線を受けても変色・劣化が進みにくい特徴があります。

同じ透明性の高い材質では、ポリカーボネートの耐衝撃性が圧倒的に高く、耐久性が求められる場面ではそちらが選定されます。連続使用温度は80~90℃で、高温には強くありません。

  • 樹脂材質で最高レベルの透明度

  • 優れた耐候性

  • 絶縁性

PMMAの種類

PMMAは、標準グレードの他に各種性能を強化したグレードがあります。

  • 標準グレード

  • 制電グレード

  • 耐衝撃性グレード

材質選定上の注意点

PMMAは、衝撃に弱く、衝撃による割れや欠けが発生しやすい材質です。表面には傷が付きやすく、硬いもので擦ると透明性が著しく悪化します。また、PMMAは酸には強いですが、強アルカリや有機溶剤には弱い特徴があります。PMMA製のパーテーションがアルコールでケミカルクラックを引き起こし、割れや変色が発生することがあります。

  • 衝撃と摩擦に弱い

  • 傷が付きやすい

  • 強アルカリや有機溶剤に弱い


湯本電機ではPMMAの切削加工による特注部品の製作を1個から承ります。見積もり回答は最短2時間以内。PVCポリカーボネートなど、幅広い材質の加工実績があります。比較のためのお見積り、材質選定のご相談もお気軽にお問い合わせください。

PMMAの切削加工事例

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執筆者:湯本電機株式会社

金属・樹脂の切削加工と3Dプリントを軸に、試作・開発段階の部品加工に特化したエンジニアリングパートナー。年間76,738枚を超える図面見積実績に基づき、アルミ・樹脂から難削材まで200種類以上の材質に対応。単なる受託加工に留まらず、蓄積された膨大な加工データを背景とした「コストダウン提案」や「加工法最適化」に強みを持つ。

最短2時間以内の見積回答体制を敷き、大手メーカーの設計・開発部門から、学生フォーミュラ・ロボコン等の次世代エンジニアまで、難易度の高いものづくりを技術面からバックアップしている。