過酷な環境で活躍する「PI(ポリイミド)」の使いどころ
配信日 2026/6/18
過酷な環境で活躍する「PI(ポリイミド)」の使いどころ
先日、「スムージー半額!」の甘い言葉に釣られ、いそいそと近所のコンビニへ出向きました。
中に入ると、そこはまさかの大行列!しかも全員がスムージー待ちの同志たちです。「並んだら昼休みが消滅する…」と震え上がり、泣く泣く撤退。恐るべし、半額の集客力。
あの伝説の牛丼騒動もそうですが、爆発的な集客と「さばききる供給力」のバランスを取るのって、本当に至難の業なんですね。
【材質紹介】 PI(ポリイミド)
「高温や極低温の過酷な環境でも安定して使いたい」「高温下でも摩擦や摩耗に耐えうる部品が欲しい」設計の現場で、圧倒的な耐熱性と機械的強度の両立で検討していただきたいのが「PI(ポリイミド)」です。
【 PIが選ばれる主な3つの理由 】
優れた耐熱性と耐寒性:-270℃から+300℃で広範囲で性能発揮
高い寸法安定性:熱膨張係数が極めて小さく温度変化で変形しにくい
低アウトガス性:真空環境でのガス放出が極めて少ない
絶縁性にも優れており、電気・電子部品などの用途にも広く利用されています。さらに、標準グレード以外にも帯電防止、グラファイト配合、PTFE配合、二硫化モリブデン配合など、各種性能を強化・付加した多様なグレードが存在し、条件に合わせた材質選定が可能です。
しかし、吸水性を持つため使用環境によっては吸水による寸法や特性の変化が起こりうる点や、材料の規格サイズが少なく必要なサイズでの加工ができない場合があるなど、選定や調達において注意が必要となる点もあります。また、高機能である分、非常に高額な材料でもあります。
樹脂材質での耐熱設計と寸法安定性の両立にお悩みの方や、「ここでPIを使うのは適切か」といった段階からも、まずはご相談ください。


