強度と耐薬品性に優れたフッ素樹脂「PVDF」の使いどころ
配信日 2026/7/16
強度と耐薬品性に優れたフッ素樹脂「PVDF」の使いどころ
犬が地面をクルクル回ってから座る、あの儀式―実はあれ、大昔の野生時代の名残なんだとか…!
草むらの中で寝床を作っていた頃の犬の祖先は、草を踏み倒して平らにしたり、地面の温度や虫の様子をチェックしたりするためにグルグル回っていたそうです。さらに、回る方向は地球の磁場に合わせて南北を向こうとする傾向があるという研究報告もあるのだとか。
一見、ただのクセや遊びに思えて、実はご先祖様から受け継いだ本能的な行動だったんですね。
【材質紹介】 PVDF( ポリフッ化ビニリデン )
「耐薬品性と機械的強度を両立した部品が欲しい」「食品機械や半導体製造装置など、クリーンな環境で安定して使える樹脂材質を探している」そんな設計の現場で検討していただきたいのが、フッ素樹脂の中でも優れたバランスを誇る「PVDF( ポリフッ化ビニリデン )」です。
【PVDFが選ばれる主な3つの理由】
優れた耐薬品性:過酷な化学環境下でも劣化しにくい
高い機械的強度:強度が高く、摺動部品などにも適している
優れた撥水性:吸水しにくく、汚れも付きにくい
優れた摺動性と耐摩耗性を兼ね備えており、摺動部品の材質としても適しています。高い誘電率と絶縁性、難燃性にも優れているため、電気・電子部品の絶縁材料としても利用されています。
しかし、多くの薬品に耐性がある一方で、アセトンや苛性ソーダなど特定の薬品に対しては耐性が低いため、使用環境に合わせた事前の確認が必要です。また、エンプラや汎用プラスチックと比較するとコストが高くなる傾向があるため、性能とコストのバランスを考慮した選定が重要です。
湯本電機では最新の機械設備を完備し、長年培ってきた加工技術と生産管理体制で、PVDFの精密切削加工にも対応いたします。
樹脂で耐薬品材質をお探しの方や、摺動部品の選定にお悩みの方、材料選定の段階からのご相談も 、まずは一度お問い合わせください。

